前のページで「 2年課程(通信制)の修了には110〜140万円ほどのお金が必要」というお話しをしました。
とはいえ、実際にこの金額を用意するとなると
高っ!
と感じる方もいらっしゃるでしょう。
人によっては、過去に借りた奨学金の返済があるかもしれないし、また数日前に通勤用の車を購入したばかり!という方だっているかもしれません。
また子育て中であれば「当分、自由に使えるお金なんて…」と、自粛してしまうケースだってあるでしょう。
費用を抑える鍵は “勤務先” にあり
しかし、方法はあります。
というのも、
からです。
“救いの神” といっては大袈裟ですが、勤務先によっては
2年課程(通信制)を奨励し、進学を希望する准看護師に対して入学金や授業料の援助を行なっている
ところがあるのです。
- 返済は…?
- 奨学金とは異なり、数年の “奉公” を条件に「返済を問わない」というケースがほとんどです。
さらに学習環境にも好影響が…
また、このような勤務先では経済的な負担が軽くなるだけでなく、学習を後押しするような環境が手に入るという点でも恩恵があります。
“公認” である
まず 2年課程(通信制)が勤務先の公認、つまりトップ(病院であれば院長)の意向に沿う活動であるため、職場の協力が得られやすいという利点があります。
例えばスクーリングなどで有給を申請する場合でも、2年課程(通信制)を理由に渋られることはないはずです。
“仲間” がいる
そしてこうした環境の最大のメリットは、やはり
ということでしょうか。
その存在は、お互いにとってよい刺激となります。
もし相性さえ良ければ、
- 情報を交換したり、
- 教材を貸し合ったり、
- 苦手な問題を教え合ったり
するような「共闘関係」になれる可能性もあります。
“少数派” ではない
またこのような同僚の存在だけでなく、勤務先に、すでに看護師として働いている “ 2年課程(通信制)の先輩” がいることも助けになります。
先輩がいるおかげで、職場内でのポジションが確立されており
- 職場で浮いてしまう
- 邪険にされる
といった事態を避けられます。
2年課程(通信制)自体は個人活動ですが、なにも人知れず “こっそり” 行う必要はなく、不安があれば周囲に助けを求めても構わないのです。
もし皆さんに障害(費用や職場など)があって、今ひとつ思い切れずにいるのであれば、まず
ことをお勧めいたします。
勤務先が「皆さんをどう評価するか」についても確認しておくと良いでしょう。
これは案外、大切なことです。
次のページでは、
についてお話ししています。
←「 2年課程(通信制)の費用は?」